ロープアクセスでタイルの打診調査
2月26日にロープアクセス(ブランコ)でタイルの調査を行いました。
本来であれば、4月1日の大規模修繕工事開始後に足場で行うタイル調査ですが、先行して外壁の打診調査を行いました。
騒音等あったと思いますが、ご理解とご協力頂き誠にありがとうございました。
今回、先行で行った理由については、2月上旬に実施した現地での専門業者との打ち合わせの際に、手に届くタイルを広範囲で打診検査を行いました。今回の大規模修繕工事で計画していた見積もりより、浮きや破損が大幅に減る可能性があったため、事前に数量が分かれば工事内容を変更できる可能性があり先行調査を行いました。
工事の変更というのは、今回予算の関係で見送ろうとしていた工事についてです。
大規模修繕工事で、工事金額に動きがあるのが下地調査です。下地調査は実際に工事を進行し、既存の物を剥がした時などに初めて状況がわかる部分があります。これは工事が進行しないわからない部分ですので通常は建物の年数といくつかポイントで手に届く範囲で調査をし数量から全体を出します。今回、ロープアクセスを行う事で全体の90%ほどの調査(数量の確認)ができました。よって、下地の予定額より大幅に減額になる可能性が出たので、今回見送る予定にあった長尺シートの工事も行う事となりました。
※工事開始後に上記の事がわかった場合では、途中から追加工事とした時には業者の手配や材料の出荷状況等で工事が大幅に延長してしまう場合があります。そのためまだ準備のできる段階で進めました。
通常は大規模修繕工事の直前にロープアクセス調査を行うなどはないので、管理組合や三井不動産レジデンシャルサービス株式会社の皆様がご理解頂き、よくしたいと考えた結果行えた結果だと思います。











